Q:投与中止後や休薬後のフォローアップ検査の報告について
A:クロザリルの投与中止後も、CPMS規定に準じた検査を行う必要があります。
なお、グリーン、イエロー、レッドの規準は、『CPMS運用手順』8.3.1をご参照ください。
血液検査結果がレッドになり投与を中止した場合
- 白血球数4,000/mm3以上、かつ、好中球数2,000/mm3以上に復するまで毎日、血液検査を実施し、eCPMS にて報告してください。また、グリーンに回復後4週間は血液検査を週1回以上行い、報告してください。
- 4週間のフォローアップ中に再度レッドになった場合は、1と同様に毎日検査を行い、回復後4週間のフォローアップ検査を行ってください。
- 4週間のフォローアップ中にイエローになった場合は、規定に準じて検査頻度を週2回以上にする必要がありますが、4週間のフォローアップ期間を延長する必要はありません。
- グリーンに回復後4週間が経過しましたら、最後の検査日にeCPMS報告書入力画面「クロザリル処方」の「投与中止患者のフォローアップ期間経過のため終了」へチェックを入れて送信し、検査終了の報告をしてください。
血液検査結果以外の理由により投与を中止した場合
投与中止後4週間は、それまでの検査頻度で血液検査を実施し、採血日当日(検査日当日)にeCPMSにて報告してください。フォローアップ開始後4週間が経過しましたら、最後の検査日にeCPMS報告書入力画面「クロザリル処方」の「投与中止患者のフォローアップ期間経過のため終了」へチェックを入れて送信し、検査終了の報告をしてください。なお、投与を再開する場合は、患者の再登録をしてください(『CPMS運用手順』12.2参照)。
- 4週間のフォローアップ中にレッドになった場合は、上記の1、2、4に従って報告してください。イエローになった場合は3と同様です。
4週間未満の休薬を行う場合
休薬した場合も本剤服薬中と同じ基準で血液検査を行う必要があります。休薬が4週間以上になる前まではそれまでの検査頻度で血液検査を行い、採血日当日(検査日当日)にeCPMSにて報告してください。なお、4週間未満の休薬後に投与を再開する場合は、eCPMS報告書入力画面「クロザリル処方」の「継続または投与開始」へチェックを入れて報告してください。
- 4週間のフォローアップ中にレッドになった場合は、上記の1、2、4に従って報告してください。イエローになった場合は3と同様です。
休薬が4週間以上になった場合
4週間以上の投与中断は、血液検査間隔が投与開始時の間隔へとリセットされるため中止扱いとなります。休薬が4週間以上になる前まではそれまでの検査頻度で血液検査を行い、採血日当日(検査日当日)にeCPMSにて報告してください。休薬が4週間以上になりましたら、最後の検査日にeCPMS報告書入力画面「クロザリル処方」の「休薬4週間経過のため終了」へチェックを入れて報告してください。なお、投与を再開する場合は、患者の再登録をしてください(『CPMS運用手順』12.2参照)。
- 4週間のフォローアップ中にレッドになった場合は、左記の1、2、4に従って報告してください。イエローになった場合は3と同様です。
フォローアップ検査中のご注意
中止・休薬後のフォローアップ検査中でも、eCPMSによる報告が遅れると「送信遅延」になります。患者さんが検査を拒否されたり、その他の理由で検査・報告が困難になったりした場合は、検査期限当日中までにCPMSセンターのフリーダイヤルへご連絡いただきご相談ください。