Q:「クロザリル処方」欄の選択方法
グリーンまたはイエローで、投与を継続する場合
投与
初回報告書で必ずチェックします。
2回目以降の報告書では、投与を継続する場合で、第2項目(下の欄の※)に該当しない場合にチェックします。
過去3週間における最も高い白血球数より3,000/mm3以上減少したが著しい低下と判断しない場合※にチェックします。
【著しい低下と判断する場合は、再検査を実施してください。その場合は、「継続または投与開始」をチェックし、「次回検査予定日」は次回検査期限より前の日付をご入力ください。】
休薬する場合、または休薬中のフォローアップ検査の報告の場合
- 4週間以内の投与中断の場合は、「投与中止」でなく「休薬」のいずれかの項目を選択してください。4週間以内に投与を再開する場合は、再登録の必要はありません。
- 休薬中も規定の検査間隔で、フォローアップ検査と報告が必要です。
- 休薬が4週間を経過した場合は、「検査終了」の「休薬4週間経過のため終了」をチェックしてください。その後、投与を再開する場合は、再登録が必要です。
- 休薬中に中止報告をした場合は、中止日から4週間のフォローアップ検査と報告が必要です。そこまで検査が必要でないと判断される場合は、そのまま休薬とし「休薬4週間経過のため終了」とするか、「その他理由による終了」を選択し検査を終了してください。
休薬
症状が改善し、休薬して様子を見る場合にチェックします。
有害事象があり、休薬して様子を見る場合にチェックします。
患者さんが来院せず、検査・処方ができない場合にチェックします。
上記の3項目に該当しない理由で休薬する場合にチェックします。
理由をコメント欄にご入力ください(例:患者さんが検査を拒否するため)
中止する場合、または中止後のフォローアップ検査の報告の場合
- 中止後4週間以内に投与を再開する予定がない場合は、「休薬」でなく「投与中止」のいずれかの項目をチェックしてください。
- 中止後も4週間は規定の検査間隔で、フォローアップ検査と報告が必要です(レッドで中止した場合は、グリーンに回復してから4週間のフォローアップ検査と報告が必要です)。
- 中止後4週間を経過した場合は、「検査終了」の「投与中止患者のフォローアップ期間経過のため終了」をチェックしてください。その後、投与を再開する場合(レッドの場合は再投与不可)は、再登録が必要です。
投与中止
症状が改善し、服薬を中止する場合にチェックします。
【4週間以内に再開する予定がある場合は、「休薬」のほうの項目をチェックしてください。】
血液検査結果以外の有害事象により服薬を中止する場合にチェックします。
効果が不十分で、服薬を中止する場合にチェックします。
白血球数、好中球数がレッドになり中止する場合にチェックします。
投与中止後のフォローアップ中に来院しなかったり検査を拒否したりした場合などにチェックします。(検査値が未入力でも送信可能)
休薬または中止後のフォローアップ検査を終了する場合
同意撤回などにより検査が継続できない場合でも、ここの項目をチェックします。
検査終了
投与中止後、フォローアップ検査開始から4週間が経過した場合にチェックします。
【レッドで中止した場合は、再投与することはできません。レッド以外の理由で中止した場合に投与を再開する場合は、再登録が必要です。】
休薬開始から4週間が経過した場合にチェックします。
患者さんが同意を撤回して、検査を行えない場合にチェックします。以後、服薬はできません。再度同意を取得して投与を再開する場合は、再登録が必要です。
患者さんが来院せず、今後も来院(検査やクロザリルの投与)が見込めない場合にチェックします。
検査拒否、拒薬があり、これ以上継続ができないと判断した場合などにチェックします。理由をコメント欄にご入力ください。
他のCPMS登録医療機関へ転院する場合
転院
CPMS登録医療機関への転院が決まっている場合で、転院元医療機関での最後の検査報告・処方の際にチェックします。転院先医療機関名(必須)、クロザリル継続の有・無・不明(必須)、転院先医療従事者名(連絡先として、わかる場合)を、所定の欄にご入力ください。
【転院先医療機関で継続してクロザリルを服薬する場合は、改めて転院先医療機関での患者登録が必要となります。この場合、先に転院元医療機関で「転院」にチェックを入れて報告を行い、CPMSセンターにて転院処理を行わないと患者登録ができませんのでご注意ください。】